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面倒な29歳児2013-06-15 Sat 13:40
![]() VANILLA FICTION 2巻 を購入しました エリを羽白島まで連れて行けばあっさり終わると思われた神様の双六 しかし盤上には佐藤先生以外のもう一人のプレイヤーがいることが明らかに その男"鞠山雪彦"は先生とは違い、ケンカが大好きでアドレナリン全開な警察官 裏の情報を得るために麻薬の輸送を手伝ったりと、とにかく"勝つ"ために手段を選ばない性格の男です メガネでドSなおっさん(29歳)という点は Waltz の岩西と似通っています 警察の権力を使って先生を指名手配犯にしたり、裏業界の人間をエリの拉致の為に寄越したりと、逃げることしかできない先生にとっては絶望的な強敵です 佐藤先生の特技は、相手のバッドエンドを予測することで絶望的な状況を脱すること その為には相手の表情や言動を観察することが必須です しかし鞠山が先生の下に送った3人目の刺客は、パンダの着ぐるみで表情や動きを隠しており、先生は為す術もなくボコボコにされてエリを拉致されてしまいます 非力な先生が他人よりも優れている"バッドエンドを考える能力"を、2人の刺客が倒された時点で推測して対抗手段まで用意できる鞠山の手腕はかなりのものです というのも鞠山は「ケンカは想像力」で勝敗が決まると断言しており、相手の予想の斜め上をいく奇襲を仕掛けることで、力量差のある相手にも勝てるという考えの持ち主なのです 先生は相手にとって最悪な展開を考えること、鞠山は相手の予想の外からの攻撃を得意としていますが、この2人が直接戦うことになった時、果たして"勝つ"ことができるのはどちらになるのでしょうか ケンカっ早くて卑怯な手段も使いまくりな鞠山ですが、こんな無茶苦茶な奴にも美人の奥さんがいます 幸せな人間を見ると、つい恨み節が出てしまう先生がこの事実を知ったなら、間違いなく妬みの言葉を漏らすでしょうね デコピン100回とか可愛すぎ ![]() 1巻の感想はこちら
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